肺は左右に片方ずつあり、右肺が上中下の3つ、左肺が上下の2つの『肺葉』という大きなまとまりに分かれます。肺葉を小さく区切ったまとまりを『区域』、さらに小さな区切りを『部分』といったりもします。
肺がんは、罹患数と死亡数の差が小さく、生存率の低い難治がんの一つで、40代後半より増加しはじめ、高齢になるほど発生率が高くなります。肺がんは、自覚症状が現れにくいため発見が遅くなることが多く、発見時、既に7割が進行がんで見つかります。発生箇所によって2種類に分類され、1つは肺の奥にできる抹消型肺がんで、症状が出にくいため発見しにくく、全体の80〜90%を占めます。残りの10〜20%は、気管支の比較的太い部分にできる中枢型肺がんで、血痰、せき、胸部写真でが肺炎に似た影があらわれるなど、抹消型肺がんに比べ症状が現れやすくなっています。また、腫瘍が気管支をふさぎ、肺に空気が入って行かなくなる無気肺を起こすこともあります。
その他、がんの性質によって非小細胞がんと小細胞がんの2種類に分類することができます。 |