楽しく分かりやすい口腔ケア講座が新琴似渓仁会デイサービスで開催
食事の際に喉に食べ物がつかえないようにする体操を伝授
歯の磨き方、入れ歯の手入れ方法、食事前の体操などを伝授
通所介護施設の新琴似渓仁会デイサービス(札幌市北区新琴似12条7丁目)が、9月25日、同施設の利用者を対象とした介護教室を開催しました。
この催しは、看護師やホームヘルパーを対象に口腔ケアセミナーを行う「北海道歯科衛生士会」の佐々木千雅子さんを招き行われたもので、同施設が利用者と職員が一緒になって口腔ケアを勉強しようと、初の試みであるセミナーを開催。午後1時30分から、佐々木さんの楽しく分かりやすい講座が始まりました。
セミナーでは、歯の大切さ、歯磨きの役割などがイラスト、模型を使って分かりやすく説明されました。中でも、佐々木さんが歯の正しい磨き方を(1)歯は一本一本丁寧に磨くこと、(2)頬の内側を歯ブラシで優しく洗うこと、(3)舌の上は往復してこすらず、奥から一定方向に3回こすることと説明すると、自分の歯ブラシで練習をするほど集中して聞き入っている利用者もいました。
また、口腔ケアだけでなく、高齢になると食事がのどにつかえやすい事例を上げ、食事前の体操も紹介。体操は「北国の春」を歌いながら首周りを中心に体を動かすというもので、利用者、職員が一緒に取り組む場面もありました。
佐々木さんは最後に、入れ歯の手入れにもついて触れ、「専用の高い用具を買わなくても、100円ショップの吸盤付きタワシなどを利用すれば、手に麻痺がある方でもお手入れは可能です。何でも自分で取り組んでみましょう」とアドバイスも行いました。
佐々木さんのセミナーは分かりやすさと同時に、楽しさがあり、利用者の誰もがうなずきながらにこやかに聞き入っていました。
講師を務めた北海道歯科衛生士会の佐々木千雅子さん
佐々木さんは、100円ショップで手軽に購入できる吸盤付きブラシや、握力が弱っても持ちやすいように、ホースを利用して太くした歯ブラシを持ち歩き、利用者にアドバイスした
編集部
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