北海道回復期リハビリ病棟協議会第2回学術講演会を開催
道内の医療機関から、320名ほどが参加
4月12日、西円山病院に事務局を置く『北海道回復期リハビリテーション病棟協議会』が、札幌厚生年金会館を会場に第2回学術講演会を開催しました。
回復期リハ病棟は、脳卒中や大腿部頚部骨折などの患者さまに、在宅復帰を主な目的としたチームリハビリを集中的に行う病棟です。現在、回復期リハ病棟をもつ医療機関は道内に45箇所。およそ2時間の講演会に、札幌市近郊を中心とした道内の医療機関から、320名ほどが参加しました。
講演会を主催した同協議会の発足は2007年10月16日。道内の回復期リハ病棟におけるリハの質の充実、回復期リハ病棟間および急性期病院との円滑な連携推進、回復期リハの認知度向上を目的としています。
初台リハビリテーション病院教育管理部長 井上郁氏
講演会では、リハビリ看護、日常生活動作の評価法である『FIM』、脳卒中地域連携パスの3テーマについて、それぞれ講演が行われました。なかでも、平成20年度診療報酬改定により看護必要度が導入されたばかりで注目度の高いリハ看護では、『リハ看護の重要性と看護必要度』と題し、東京の『初台リハビリテーション病院』の教育管理部長である井上郁 氏(看護師)が講演しました。
井上氏は、『全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会』で看護必要度の調査に携わった経験などを踏まえ、回復期リハと看護師の関わりについて、1時間にわたって解説しました。
西円山病院主任診療部長 橋本茂樹 医師
回復期リハ病棟が2000年4月に制度化されてからまだ8年。西円山病院主任診療部長で、協議会の事務を担当する橋本茂樹 医師は「回復期リハ病棟のリハスタッフはどこも若いスタッフが多く、まだまだ学ぶべきことも多く、みなさん積極的です。大変ではありますがその分やりがいも大きいはずです」と話します。講演会に出席する参加者にも、真剣な表情が目立ち熱気に満ちた会でした。
「北海道のリハビリテーションを元気にしたいと始まった協議会。もっと北海道全体から、多くの病院が関われるように工夫と努力で継続していきたい」と橋本医師。今後の講演会は年2回、次回は9月頃に開催される予定です。
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